何故、トレによって認知機能が高まるのか?
※遂行機能
ある目標を達成させるために計画的に段取りをつけて行動する機能で、人が社会的、自立的、創造的な活動を行うのに非常な重要な機能。
※ワーキングメモリ
外部から入ってきた情報を一時的に記憶し、処理する能力です
※認知的柔軟性
一般に「外部環境からの変化に対して考え方を柔軟に変化させることができる能力」と定義されます。
認知的柔軟性が高いと、複雑な状況下でも、複数の視点や見解、多様な考え方を駆使し、それ以前とは異なる選択肢をより多く見出すことができます。
トレーニングを行う事で、
動脈血圧が増加する
通常、
脳の血流量は一定に保たれるように
制御されているが、
トレーニングによって一時的に
脳の血流量が増加する
(Ogoh S, 2009)
この一時的な脳の血流量の増加が、
トレーニング後の即時的な認知機能向上に寄与していると推察。
また、
筋トレのような高強度のトレーニングはストレスホルモンである
コルチゾールの放出を促進。
コルチゾールは、
副腎皮質刺激ホルモン(ACTH)などの合成を制限し、
覚醒を引き起こす作用がある。
この覚醒作用が認知機能を向上さている。
脳の血流量の増加、
コルチゾールによる覚醒作用は、
筋トレによる即時的な認知機能の増強因子になります。
これに対して、
筋トレによる長期的な認知機能の増強因子として注目されているのが「BDNF(脳由来神経栄養因子)」
BDNFは、脳の神経細胞が成長し、シナプス結合によるネットワークを構築するためには欠かせない神経系のタンパク質です。
5週間のトレーニングによる血液中のBDNF濃度の上昇が確認されており、継続的なトレーニングがBDNFの増加に寄与することが示唆されている。(Yarrow JF, 2010)
筋トレによるこれらの因子の増加が即時的または長期的な認知機能の向上に寄与していると推察しています。
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