筋トレは、
遂行機能やワーキングメモリ、
認知の柔軟性などの認知機能を高める

1ヶ月以上の有酸素運動が遂行機能や情報処理の速度、記憶の向上に
寄与する(Smith PJ, 2010)

また、1回の有酸素運動を行うことによって、即時的に遂行機能などの認知機能が高まることが示唆されています(有酸素運動による認知機能への即時的な効果を検証したメタアナリシスLudyga S, 2016)

これまで有酸素運動と脳への影響については数多くの良いと言う報告があるが・・・
筋トレは?

50歳以上の被験者を対象に行われた
継続的な有酸素運動や筋トレによる認知機能への影響を解析したメタアナリシス(2018年 キャンベラ大学)

39の研究報告をまとめて
解析した結果・・・
筋トレは遂行機能(SMD:0.49)や
ワーキングメモリ(SMD:0.49)の
認知機能の向上に寄与することが示され、有酸素運動だけでなく、
筋トレを継続的に行うことによっても認知機能が高まることが示唆された。

ただ・・・
この報告は、
対象者の年齢が50歳以上に限定されており一般的とは言えない。

なんやねんと思ってしまった貴方

2019年、ゲーテ大学のウィルケらは、これまでに報告された
筋トレによる即時的な認知機能への
効果について解析した最新のメタアナリシスを報告が

コチラ

12の研究報告
(20〜70歳代の447名)をもとに、
筋トレによる即時的な認知機能への効果を解析。
結果
筋トレを行ったグループは、
行っていないグループよりも即時的に認知の柔軟性が向上
(SMD: 0.73, p=0.004)
ワーキングメモリの向上
(SMD: 0.35, p=0.07)が認められた。

特に40歳以下の若年者で高く、
またトレーニング経験が長く、
低強度または高強度トレーニングを
行ったときに効果が高いことが示されました。
また、
有酸素運動と筋トレを
比較した結果では、
双方ともに認知機能の向上が示されましたが、そこに有意な差は認められなかった。

これらの結果より、
1回のトレーニングセッションは
即時的に認知機能を向上させる
中等度の効果があり、
この効果に年齢は関係ないことが示唆された。
どうして筋トレで認知機能が向上するか?

結果は次回

#ストレッチ天満
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#認知機能